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2011.12.07 Wednesday

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2011.10.30 Sunday

第1回ビブリオクロス報告

更新が遅れてすみません。
先週の土曜日、無事ビブリオクロス実施できました。
当日は新大祭当日にもかかわらず16名(内主催5名、見学2名)の参加者に出席頂きました。



では、当日の流れを追って報告させて頂きます。
開催日時:10月22日(土)12:40〜14:10
題材:中島敦『山月記』
※ビブリオクロスとは?
ある1冊の本について自由な感想・意見・疑問を交換する座談会の事です。

前の記事との重複になりますが、この企画の目的は以下の3つです。

・文学作品に限らず「本」についての自由な意見交換をする場となる
・読書の楽しさ・文学作品の面白さにふれる機会となる
・自己の内外にある多種多様な認識への気付きを通した自己変革を促す

これを達成するため、自分達は以下3つの目標を設定しました。

・自由な発言が許される雰囲気作り
・グループワークにより多種多様な価値観を引き出す
・論拠を本に依る、根拠のある持論(プチ作品論)作りを目指す

これを達成すべく、当日は以下のタイムテーブルで進行しました。
1.アイスブレイク
2.CROSS1(感想紹介)
3.CROSS2(持論形成)
4.CROSS3(持論交換会)

順を追って、当日の様子を見ていきます。



1.アイスブレイク
参加者の方はおそらく殆どが初対面だと予想し、
・『グループワークに向けて場の緊張をほぐす』
事を目的にアイスブレイクを取り入れました。

さらには、その後の感想交換・持論形成に備え
・『ゲーム感覚で作品内容の確認を促す』
事もここで達成できれば、と思い内容を考えました。

今回用いたアイスブレイクは

『プロットクリエイト』

というものです。
内容は以下の通り。

1.物語(本)の内容の一部を書いたカードをランダムで参加者全員に渡す
2.カードに書かれた内容が、ストーリーの大筋に合うようにカード(と参加者)が一列に並ぶ
3.並び終わったら、順に書かれている内容を読み上げる
〜ルール〜
・制限時間を設ける(今回は3分)
・物語の内容がわかるものを見てはいけない(本、まとめサイト等)
・読み上げた際、きちんとストーリーの大筋に沿っていれば成功!

〜目的〜
・カードの内容を確認することで知らない人との会話が生まれる
・話の内容を再確認する

当日の様子ですが、始まると同時に近くの人のカード(当日は紙っぺら)を確認しあったり、自分の場所が分かった方は早々に並べたりと、楽しい雰囲気で行うことができました。
ただ、カードに記載してある文章が本文を抜き出したもので、かなり読み込んで居ないと難しいものだったので、人によっては全く分からない、という人も出てきてしまい…。
また、引用文章が長く、読み上げの際にグダグダになってしまったのも反省です。
記載内容の簡素化をすれば、もっと良い雰囲気作りと作品内容確認が行える、そんな手応えはありました。

その後グループに分かれ、各グループごとに自己紹介を終えたら、いよいよ持論形成のグループワークに移ります。
今回は2〜3人のグループを3つ作り、そこに一人ずつファシリテーター(主催側から選出)を入れた3〜4人のグループを作りました。

2.CROSS1(感想紹介)
持論形成の前段階として、自由な感想交換の場を設けました。
とはいっても漠然とした感想を深めて持論にするのはなかなか難しいので、
こちらの方で大まかに話して欲しい感想を提示しました。
それがこの4つです。

1.印象に残ったシーン
2.好きなシーンを抜き出してもらう(引用)
3.疑問
4.純粋な好きなとこ

当日はこれをベースに話し合いを進めました。
グループごとの雰囲気ですが、活発に意見が出ていたように思えます。
ファシリテーターが感想をメモするはずが、追いつかないくらい発言が飛び交っている班もありました。

3.CROSS2(プチ山月記論づくり)
CROSS1で出た感想を元に、いよいよプチ山月記論作りです。
と入っても、いきなり落としこんで、ではあまりに投げっぱなし。
ということで、次のようなヒントを提示しました。

1.作中のメタファーを考える
  →『何を意味しているんだろう?』
2.作中の疑問を捉える
  →『なぜ◯◯は△△したのだろう?』
3.作中の好きな部分の動機を捉える
  →『僕はこのシーンのここに惚れた』

これに沿ってすぐ意見形成できる人も居れば、
なかなか難しくうまくいかない人も居ました。
ただ、そのような人も班で色々な意見が出るに連れ、それに刺激される形で意見を出す人も増えていきました。
その中で、段々真剣な面持ちになっていく参加者が多く見られました。
しかしながら、ここで持論作りの論拠に差が出ていたように感じます。
本を根拠に持論を展開できるところもありましたが、なかなか難しく、純粋な感想や自分の経験を論拠にする人が出た班もありました。
また、実際やってみると時間が少なく、持論をまとめきれない感もありました。
ここはこちら側が上手く誘導出来なかった感があり、改善の余地は多くありますが、しかしながら持論作りのプロセスをしっかりなぞれたグループもあったので、収穫は多かったと思います。

4.CROSS3(持論交換会)
CROSS2で出来た持論を発表しました。
今回はこちらの伝達が上手く行かず(時間の関係もあり)、各班ごとの発表になってしましたが、
本来なら個人発表で各人の意見交換を目指していました。
ですが、班ごとに全く違う持論(感想)が出ていて、面白く感じました。


総括
これまで大学になかった本を通した人的交流作りの第一歩にはなれました。
楽しく本について話す場を作る、その点では成功したと言えます。
しかしながら、目標であった本を論拠にしたプチ作品論づくりはなかなか難しく、どうしても自身の感想・思いつき・経験に依る意見が出がちでした。
次回はそこをどうするか、そのような感想交換の場でも良いのか、それとも持論作りを目指すのか等も検討し、
第二回ビブリオクロスを実施したいと思います。
詳しい報告書等は作成中ですので、完成次第このブログにUPしたく思います。
では最後に、当日の様子を。
グループワーク3









ご意見・ご感想がありましたら、是非メールかTwitterにご連絡下さい。

ビブリオクロス
mail:joyfree.n@gmail.com
twitter:@biblio_cross

代表(こちらの方がレスポンス早いです)
mail:smy1.joy3@gmail.com
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